医療法人様 紙カルテ電子ファイリング導入事例

■顧客の要件:過去に電子化保存したカルテと、新規に電子化するカルテを検索して閲覧できるようにしたい

■病院の概要:

患者数:51,000人 診療科目数:7 病床数:120床

導入前の課題

膨大な紙カルテを院内の保管庫で保管しており、医師からの求めに応じて 取り出すのに時間を要していた

導入前の運用

  • 過去カルテは、一定期間経過後にスキャナでスキャンしTIF形式でPCに保管。

  • TIFファイル名は、カルテ番号をファイル名とし診療科目ごとのフォルダに格納。

  • TIFを検索する仕組みが無いため紙カルテも院内倉庫に保管。

  • 過去の診療録が必要な場合、院内倉庫にから持ち出すのに申請手続きが必要で時間を要する。

導入前

導入にあたっての顧客の要望

  • 過去にスキャンしたTIFをPDFに変換する。

  • カルテ番号、患者番号、患者氏名などでカルテを検索して閲覧できる事。

  • カルテの新規登録は、スキャンした画像を画面に表示して検索キーが入力できる事。

導入のポイント

過去にスキャンしたカルテと新規にスキャンするカルテを容易に検索できるシステムを導入する。

導入後の運用

  • 過去にスキャンしたTIFをPDFに変換する。

  • カルテの登録は、スキャンした画像を確認しながらカルテ番号と患者IDを入力して登録する。

  • 登録時はオーダリングシステムの患者情報と照合し、スキャンしたカルテを診療科ごとのフォルダにカルテ番号.pdfのファイル名で格納。

  • 検索キーは、カルテ番号,患者ID,患者氏名,患者カナ氏名,性別,年齢,生年月日,診療科,入院日,退院日,備考。

  • 検索は、主にカルテ番号,患者IDで検索し、カルテはAdobe Acrobat Readerで閲覧。

  • 利用部門は、医事課と全診療科医師約30名

導入後

導入後の効果

  • 過去にスキャンしたカルテも、カルテ番号や患者番号などで容易に検索できるようになった。

  • オーダリングシステムとの連携で、検索キーの入力が最小限に抑えられた。

  • 診療室で過去カルテが検索できるため、職員の負担が大幅に軽減できた。

  • 医師にて過去カルテを容易に参照できるため、医師の負担も軽減できた。

導入までの日数

  • 導入作業期間は1週間

  • 導入したその日から運用が可能となった。

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